自己開示によるマーケティング、というかプロモーション、いやPRか。
AKB48がデビューしたときから言われている、
「会いに行けるアイドル」っていう戦略は、
本当に優れているなと実感する。
今はAKBGに留まらず、
今売れに売れている乃木坂だったり、
坂道G、地下アイドルなど、
会えることが基本となっているアイドルが多くなっている。
勝手な自分の考えではあるが、
この会いに行ける“アイドル”は、
今までの❝アイドル❞と会えるだけではないと思っている。
今まではファンと接する方法が、
メディアや雑誌等でしかなかった。
だから見て楽しむものだったものが、
会いに行ける“アイドル”はそれに加え、
本人に会えることから応援したくなるのだ。
この応援したくなるということが何に繋がっているのか。
まぁ単純に売上に繋がってるか。
AKBGで分かりやすく言うと、
総選挙なんてやってるもんだから、
アイドル個人を応援するために、
何枚も何枚もCDを購入し投票権を得る。
今年行われた総選挙では総投票数が383万6652票にも上る。
これってすごいマーケティングだよね。
この1回の売上がCD1枚1000円だったとしても、
38億になるんだから。
でもそれはGの1人1人が、
ファンに向けてPRしているからだと思う。
そのPRはさまざまだけど、
一番多いのはやっぱり顔面偏差値かな?
あとは握手会等で釣ることだったり。
前置きがとても長くなりましたが、
そのPRの1つとして、
自己開示をするっていうことがあるのかなと。
自己開示って、
相手に信用してもらうために、
自分の思いや過去の体験、
軽々しく人には言えないようなことを伝えることで、
相手は自分を信頼して言ってくれたんだ。
という信頼を得る。
最近某“アイドル”がそれをやっているのを見かけて、
最初は自分も自己開示云々考えず、
こんなこと考えてるんだ、
頑張ってほしいな。
なんて思っていたんだが、
よくよく考えると、
これも自己開示PR戦略だなと。
もちろんその“アイドル”がそういう風に考えてやっている訳ではないだろうし(そう思いたい笑)、
ファンの方もこんな風にPRの一種だなと思っていないだろうが、
普通に見てて応援したくなったし、
頑張ってほしいと思った。
面白いのが、
その後のファンの対応が一変したことだ。
SNSでのファンのコメントが、
その内容に合わせたものになっている。
いまや、
“アイドル”と言えど、
その言葉の影響力は先人を越えるものになっている。